日本酒造りを楽しむ会3

 平成10年春に、8名のメンバーで発足しました。当初は仕込みのみの予定でしたが、どうせするなら酒米の田植から仕込み・ビン詰・ラベル貼までの全ての行程を体験できたらとのことで、現在に至っています。

 会のメンバーは、自営業・公務員・教員など多彩な顔ぶれです。田植・稲刈ともに手作業で、刈った稲もハデ干し、仕込水も地元の湧水を使用。その酒は、メンバーの思いの詰まった、我が子をいつくしむような味わいの酒です。一般販売もしていますので、ぜひ御賞味ください。

(会長 田中浩史) 

 

 

 

濃酒井(一緒に造るお酒の紹介)

日本酒造りを楽しむ会4

濃酒井(生酒)

蔵近くの田で育てた山田錦を丁寧に仕込み、袋吊りで搾りました。上品な香りと濃厚な旨味を併せ持ち、キレも良い品です。
濃酒井は神々の宴が開かれたという 佐香の郷(出雲市小境町)の地名に因む。

田中さん

田中浩史さん。日本酒造りを楽しむ会の会長さんです。

昭和35年(1960年)島根県出雲市(旧平田市)生まれ。
昭和55年 東京工芸大学(旧東京写真大学)卒業。
昭和55年より家業の 有限会社アタゴ写真館入社。
平成17年代表取締役就任。

趣味 自作オーディオによる音楽鑑賞。

いつもしゃんとした身なりで、田植えや稲刈りのときを別にすると、酒の仕込のときでも白いシャツ姿しか見たことがありません。
会長に就任されて11年目。そのお人柄のお蔭で、ここまで長く会を続けられています。平田の若手の中心として様々な方面でご活躍されています。


松浦さん

松浦二三男さん。

御歳82歳。当蔵とは三代に亘っておつきあいをいただいています。

当初よりこの会のため、育てにくい山田錦を育てていただきました。

山田錦は、背丈は他の稲と比べて格段に高く、湾曲して倒れやすく、酒米のなかでも作りにくい品種とされています。加えて昨年より鹿や猪が田圃に出没するようになったようで、随分と骨を折っていただきました。ありがとうございました。


米江さん

米江徳次さん。

昭和15年10月14日生まれ。
今年から田圃の世話を引き受けていただきました。

御歳68ですが、様々な役職もこなされ、地域の方々にとってはなくてはならない存在で、
田植えや稲刈りの姿は頑健、颯爽としておられます。

 

 

日本酒造りを楽しむ会 写真集

田植えから新酒の出来上がりまで、写真で紹介します。